IT pass HikiWiki - [Memo2008][EPA]tako作業メモ(納多, 中本)(080314) Diff

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((<[Memo2008][EPA]tako作業メモ(納多, 中本)(080307)>)) から続く.


= ssh のインストール

  # apt-get install openssh-server

デフォルトの設定のうちに,
作業者の手元の公開鍵を (username)/.ssh/authorized_keys として保存する.

ssh サーバの設定を変更する.
公開鍵認証を有効にし (これがデフォルト), パスワード認証と PAM を無効にする. また root ログ
インを無効にする.

  # vi /etc/ssh/sshd_config

それぞれ上の行を下の行へ変更.

  PermitRootLogin yes
  PermitRootLogin no

  #PasswordAuthentication yes
  PasswordAuthentication no

  UsePAM yes
  UsePAM no

最後に ssh デーモンの再起動を行う

  # /etc/init.d/ssh restart
  Restarting OpenBSD Secure Shell server: sshd.

= bindのインストールと設定

== ビルドとインストール

bind は apt-get で取得可能であるが,
経験値積みのため手動でインストールを行う.

配布サイト ((<URL:http://www.isc.org/index.pl?/sw/bind/index.php>)) からアーカイブを取得.

  $ cd /usr/local/src
  $ sudo -s
  # tar xfz bind-9.4.2.tar.gz
  # cd bind-9.4.2/
  # mkdir /usr/local/bind

  # ./configure --prefix=/usr/local/bind
  (省略)
  configure: error: no acceptable C compiler found in $PATH

と, 途中でこけた.
gcc などをインストールする.

  # apt-get install gcc
  # apt-get install gpp
  # apt-get install g77
  # apt-get install gfortran

再度 configure を試みる

  # ./configure --prefix=/usr/local/bind

今度は最後まで行った.

ちなみにバージョン 9.4.1 の作業ログによると,

OpenSSL のバージョンが古いのでセキュリティ脆弱性があると言われるが,
Debian の場合はバージョン番号が古いままでもセキュリティパッチは
当たっているので, --disable-openssl-version-check を指定して
バージョンチェックを無視する.

とあるが, 今回 (バージョン 9.4.2) では特に警告は表示されなかった.
よって --disable-openssl-version-check のオプションは不要と判断.

  # make
  # make install

インストールした Bind には host 等のコマンドも同梱されているため, 既にインストールされてい
る bind9-host, libbind9-0, dnsutils は削除する.

  # apt-get remove libbind9-0

=== インストールした実行ファイルへのパスの設定

インストールされた Bind の実行ファイル群へパスを通す.

その前に, zsh が入っていなかったのでインストールする.
  # apt-get install zsh

((<[EPA]パスの設定>)) の <一般ユーザ用コマンドのパス> に /usr/local/bind/bin を, <システム
管理用コマンドのパス> に /usr/local/bind/sbin を追加する.

== インストールしたマニュアルへのパスの設定

((<[EPA]パスの設定>)) の「man 関連のパスの設定」を参考に man 関連のパスの設定を行う.

具体的には, 以下を /etc/manpath.config に追加する.

  MANDATORY_MANPATH /usr/local/bind/man
  MANPATH_MAP /usr/local/bind/bin /usr/local/bind/man
  MANPATH_MAP /usr/local/bind/sbin /usr/local/bind/man
  MANDB_MAP /usr/local/bind/man /usr/local/bind/man

== ユーザとグループ追加

Bind の実行ユーザとして bind ユーザを作成する.

  # vipw

以下の行を追加.

  bind:x:53:53:Bind Sandbox:/usr/local/bind/var:/bin/false

  # vipw -s

以下の行を追加.

  bind:!:13749:0:99999:7:::

同様に bind グループを追加する.

  # vigr

以下の行を追加.

  bind:x:53:

  # vigr -s

以下の行を追加.

  bind:*::


== パーミッションの設定

pid ファイル置場を bind の所有にする.

  # cd /usr/local/bind/var
  # chown bind:bind run/

((<[Memo2008][EPA]tako作業メモ(納多)(080417)>)) へ続く.


= chikuwa2 の作業ログ

= apache のインストール

== Apache 2.2.8 をインストールする

* ビルトのための設定

ソースからインストールする. インストール先は apache2 のデフォルトである
/usr/local/apache2 とする. この場合, configure へ --prefix の必要は無い.
apache-ssl を動作させたいため --enable-ssl を, mod_rewrite を使用したい
ため --enable-rewrite を (gate の登録窓口を http から https へ移動させた
い), DSO (Dynamic shared object: 動的共有オブジェクト) を使用したいため
--enable-so をオプションとして指定した. また, ビルド時に "Cannot use an
external APR-util with the bundled APR" とエラーが生じる場合があるため,
--with-included-apr オプションも指定する.

  # cd /usr/local/src
  # wget http://www.meisei-u.ac.jp/mirror/apache/httpd/httpd-2.2.8.tar.gz
  # tar xvfz httpd-2.2.8.tar.gz
  # cd httpd-2.2.8
  # ./configure --enable-ssl --enable-rewrite --enable-so --with-included-apr

すると,

  configure: error: C++ preprocessor "/lib/cpp" fails sanity check

というエラーが吐き出されたので, tako に g++ が入っているか確認するため

  # which g++

と打つと何も表示されず, 入っていないことが判明. なので,

  # apt-get install g++

と入力して g++ をインストールした.

再び

  # ./configure --enable-ssl --enable-rewrite --enable-so --with-included-apr

と打つと, 今度は

  configure: error: ...No recognized SSL/TLS toolkit detected

というエラーが吐き出された. なので, 以下のように SSL をインストールする.

  # apt-get install openssl libssl-dev

再び

  # ./configure --enable-ssl --enable-rewrite --enable-so --with-included-apr

と打つと, 今度こそ configure によるコンパイル前設定が成功.

以下のように打って, コンパイルする.

  # make

うまくコンパイルできたので, インストールする.

  # make install

インストールできた.