IT pass HikiWiki - [Exp2010] レクチャー・実習の反省 Diff

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2010 年度 ITPASS 実習の反省をまとめています.

各回ごとに記載していますが, 他の回の反省も参考になる点があると思いますで,
チェックしてみてください.


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= 実習全体を通しての反省

* 資料チェックに関して
  * 講義の質向上のためにチェックする側を前年以前の各回担当者が行うのはどうか
    * メリットは昨年の情報 (反省点) がしっかりと受け継がれていくこと
    * チェックする側もしっかりと学ぶべき

* 実習生の人数に関して
  * 16 人が限界だろう
    * joho13, 14 を使って人数を増やすことも不可能ではないが…
    * 5F と 6F で実習環境に差が出るのは事実

* デジカメ欲しい
  * 大気と宇宙物理で折半する

* 5F と 6F の実習時間の差について
  * 5F の方が今回は実習時間がかかっていることが多かった
  * 5F のネットワーク環境の設定に時間がかかる
    * 3 月の準備期間に, LAN ケーブルを挿す場所を確認する

* レクチャーを受ける場所について
  * 実習生は全員 6F でレクチャーを受けるようにしてはどうか

* ドキュメントの整理
  * 実習生が学外で計算機環境を整える方法を, もう少し丁寧にドキュメント化してはどうか
    * 例年出るような問題点に関しては Q&A ページを作るなど

* 実習生が計算機室で課題を行うときに, 宇宙物理に質問がよく来た
  * 各 TA が自分の居室を担当実習生にはっきり伝える


= 心得 : 04/16

== レクチャー 0

* 「宿題出題」について
  * ユーザー名は 8 文字以内, パスワードは 8 文字以上 256 文字以下という記述を追加すべきであった

= 最低限 UNIX (Linux) 1 : 04/23

* 5F の機材準備はレクチャーの前に行うように.

* 508 のテレビ会議システムは新しい方を使いましょう.

== レクチャー 1

* 引用情報はしっかりしましょう.
  * ブルートフォースアタックに要する時間についてのページ
  
* MD5 の復号化は, "原理的にできない" のではなく "困難".
  * 表を作成して対応付けることが可能だから.
  
* パスワード格納の際の Salt について触れたほうが良かった.


== 実習 1

* 5F の実習を, 無線 LAN が使えないので有線にて行った.
  * はじめからその方向で予定していた.
  * OS 再インストールの段階でグローバルの IP を与える予定.

* 仮パスのメモは絶対に忘れないように周知する.

* アカウント名は 8 文字以内ということを周知する.
  * gate 登録の際に文字数制限で弾かれる

* 実習後の忘れものチェックは入念に行う.
  * パスワードのメモ書きが置き忘れてあった.



= 最低限 Unix (Linux) 2 : 04/30

== レクチャー 2

* 最近の Windows はまともになってきたので, 安定性の面で Linux と比較してもあまり差異はない

* パーミッションの部分で, 途中からファイルモードの話になっている
  * 27 枚目以降のタイトルを「ファイルモード」から変更する
  * もしくはファイルモードの説明を入れる

* まとめを作ってはどうか

== 実習 2

* tree コマンドが入っていなかった
  * 前準備の段階で各計算機管理者が確認しておく

= 最低限 Unix (Linux) 3 : 05/07

* 参考資料を挙げていない
  * 今後は挙げる
  * 中身に不安がある場合はメーリングリストで確認する

== レクチャー 3

* 参考文献がない

* 文字が見にくい


== 実習 3

* シェルのメタキャラクタのところで {pl&#x2c;gif&#x2c;f} のように表示されてしまっている
  * 修正する
  * 同様のことが複数箇所で起こっているので,それも修正する.

* シェルの環境変数の設定のところで LC_ALL を変更しても変化がなかった
  * ロケールが足りていなかった.以下のものを追加する.
    * ja_JP.eucjp
    * ja_JP.ujis
    * japanese
    * japanese.euc

* シェルの変更のところで ash などの他のシェルが入っていない
  * 追加する

* 実習担当者が事前に情報実験機でひととおりコマンドを試しておく



= 最低限 Internet : 05/14
== レクチャー 4

* 前を向いて発表する
* MAC アドレスは枯渇するのか
  * IPv4 より個数が約 4 桁大きいのでしばらくは大丈夫だろう
* TCP/IP のリンク層について
  * 電話線はプロトコルなのか
    * 違うだろう
  * 書くとしたら ADSL or PPP などだろうか
* インターネットマップについて
  * 図の上の線は何を表すのか
  * この図で何を言いたいのかよくわからなかった
* IPv6 のアドレス例も書いておいたほうがいいだろう
* bit や論理積などの単語の説明を忘れないように
* TCP と UDP の使用例を言えるようにする
  * 効率的は違うだろう
* 資料中の IPアドレスを神戸の設定に合わせる
* グローバルネットワークとプライベートネットワークの違いについて話したらどうか
  * advanced study 用に資料を作成するのに留める?

== 実習 4

* 各管理者が設定内容を把握しておくこと
* 終わるときにマイクを切らない
* 資料に一通り目を通してから壊す



= ハードウェア解説と機器の分解 : 05/21
== レクチャー 5

* 原稿を用意するのはいいが, 早口になるので注意する
* CPU の話
  * 「一度にたくさん計算ができる=性能がいい」のは当たり前
  * FLOPS, MIPS の話を入れてはどうか
  * マルチコアや CPU の内部の話を入れてはどうか
* 制御・演算装置の話
  * 入力や制御とは何か, という説明が必要ではないか
    * ご利益がよくわからない
  * 五大装置, 五大機能の話は概念上の話であり, 実際のコンピューターの部品とはデータの流れを考えると, 一対一でうまく対応しない
* グラフィックボードに搭載されている GPU は演算装置としても使われるということを一言入れてもいいのではないか
* 最後のまとめのページにハードウェアの話しかなかった
  * イントロダクションの話も入れる
* 今日の一冊
  * 本の写真を入れてはどうか
  * 著者の名前を先に書く
* チップセットなどの話は情報が少し古いので来年度以降は気をつける

== 実習 5

* ティッシュペーパーの準備を忘れないようにする
* 静電気除去手袋を数個用意しておいてはどうか
  * 年度末に余裕があれば買うかもしれない
* 分解作業マニュアル
  * ネットワークカードを抜く項目がなかった
  * CPU カバーをつける項目がなかった
  * ケースの開け方の項目がなかった
  * マザーボードの全体像(解説つき)を示す図があってもいいのでは
* 今後もマニュアルは印刷して配布しよう



= 機器の組み立て : 06/04

* 終了が, 授業時間ぎりぎりだった
  * 課題の解説, BIOS のレクチャー, 組み立ては盛り沢山すぎたようだ
  * 実習とミーティングを含めて 3 時間程度で終われるのが望ましい

== レクチャー 6

=== シェルスクリプト課題の解説

* 提出期限を守らなかった人がいたため, レポート回収を遅らせたという説明
  について
  * TA 側の事情を実習生に話さなくてもよいだろう

* 課題が複雑な場合には, スクリプトを行単位で解説するのは時間上難しい
  * ある程度まとまった単位で解説しましょう

* スクリプトのフローチャートを見せたらよかったのでは

* 読みにくい色使いがあった
  * 事前にプロジェクタに映して確認する

* 課題の解説についても資料チェックを行う


=== BIOS

* 早口だったので, もう少しゆっくり話す
* スライドに書いてある事は自分の言葉で説明できるようにしましょう
* BIOS と OS で担当する仕事の境目が分からない
  * 電源管理など
* 自動認識についてもう少し深く掘りさげてはどうか
* BIOS が電池の近くにある理由は何か
  * BIOS の設定を保存する RAM に電力を供給するため?
  * 今実験機で使っている M/B では近くにないので, 書かなくてよいのでは
* DMA コントローラが敬遠されていることについて
  * DMA コントローラを使うと遅いため
    * バスを占領してしまう
  * デバイス側に DMA コントローラに相当するものが備わっている
    * これをバスマスター転送と呼ぶようだ
* IRQ の説明について
  * CPU の割り込み制御の話と, OS がマルチタスクであることは別の話だろう

* I/O ポートアドレスの説明について
  * 「ポートを識別するための番号」ではなくメモリのアドレスだろう


== 実習 7

* CPU のファンを取り付けるときに手間取った
  * joho04, joho08, joho14
    * CPU のファンを取り付けるときにプラスチックの部分が変になったのかも
      しれない
      * 来年度以降に新調したほうがいいだろう

* joho13
  * 電源のファンが動かない
    * 買い替える
  
* 機器の組み立てのページ
  * メモリは 4GB ではなく 8GB だ

* 組み立てマニュアル
  * CPU にグリスを塗った後, メモリを取りつけた後にファンを取り付ける手順に
    なっているが, 先にファンを取り付けるべきだろう
  * Q-connector の写真はリファレンス機のものであり, 実験機のものとは違うので
    混乱を招く
    * 変更する
  * 拡大写真のタイトルが "GFD Seminar 2009" になっているので修正する



= Linuxのインストール : 06/11

== レクチャー 7

* 「本日の一冊」のスライドを出し損ねた
  * 参考資料の前にする
* 参考資料をちゃんと書くこと
* 「パーティションのファイルの最大容量の例」
  * FAT16 はもう古いので, 代わりに FAT32 を載せた方がよい
* Linux のディストリビューションに含まれるカーネル以外のプログラムの具体例を挙げた方がよい
  * シェル, ウィンドウマネージャーなど
* スライドに書いてある内容を理解しておく
* 聴衆が質問できるようにたまに間を取る
* Debian のパッケージ管理システムについてもう少し内容をふくらませる
  * apt-get コマンドについての説明など
* オープンソースの説明を改善した方がよい
  * 「無料」を強調しすぎない
  * ライセンスの説明があるとなおよい

== 実習 8

* Debian のインストール手引き
  * 抜けている手順があったのでもっと詳しく書いてほしい
    * 「ネットワークの設定」のあたり
  * アーカイブミラーの選択で何を選択しても失敗した
    * ネットワークがつながっていないことが原因かも
  * 改善が必要
    * 問題が起きるたびに対応しているが, その記録を残していない
* インストールがうまくいってなさそうな情報実験機がある
  * joho02, joho10, joho11, joho13
    * TA に状態を確認してもらい, 直せそうなら直し, 直せなさそうなら再インストールする
      * 6/11 に状態の確認を行い, 報告する
      * 再インストールする場合スクリーンショットを残し, 今年のインストール手引きを更新する (山本)

* joho05 の CPU ファンが故障している
  * CPU ファンの足が壊れたまま取り付けられていた
    * インストール中に CPU の温度が高くなりすぎてシャットダウンした
    * マザーボードも故障している可能性がある
  * 再度組み立てて, 原因を探る
  * マザーボードと CPU とファンの購入を検討する
  * joho05 の復旧が難しそうなので, 実習生には他の実験機に移ってもらう

* joho13 についていた電源ファンが動かず, 代わりに joho03 のファンをつけたが動かなかった
  * ファン以外に原因がありそう
    * 電源ケーブルを交換してみる
  * joho13 の電源は業者に交換をお願いしている

* adduser する前に, 文字コードを英語に設定しておく
  * 実習資料にも追記しておく


* 2011/03/04 追記
  * 実習準備のため OS の再インストールをおこなったが, やはりネットワークの設定の説明が不十分である
  * 設定の仕方は2008 年のマニュアルを参照すればよい
    * ゲートウェイの設定は 192.168.16.251 でなく 192.168.16.254 にする



= ネットワークコンピューティングと文字コード : 06/18

== レクチャー 9

* RSA 暗号特有の性質が, 公開鍵暗号の一般的性質として書かれていた.
* TELNET プロトコルの説明で, プロトコルの説明とコマンドの説明が混ざっていた.
  * 「デーモンと直接会話できる」という表記を消す.
* 内容が多すぎるため, 来年度実習に向けて整理するべき.
  * インターネットセキュリティの節を, この回からは削除する.
    * 余裕があれば他の回にまわす.


== 実習 9

* 「なりすまし実験」において, ホスト公開鍵の変更後に次の問題が出た.
  * joho 01-02: 成功
  * joho 04-05: 成功
  * joho 07-08: ホスト公開鍵のロードが失敗, リスタート後に成功.
  * joho 10-11: 失敗
  * TA が実習内容を把握する
    * 実習ページの説明を, より丁寧なものにする.

* 実習編の「ssh 接続実習」資料で, プライベート IP を記入すべき個所がグローバル IP となっていた.



= X Window System : 06/25

== レクチャー 10

* X におけるネットワーク透過についての概念図
  * 最初から難しすぎる例を出してしまった
    * もっと基本的な例が先に欲しい
      * リモートで計算してローカルに絵を出す, など
    * 考えている状況の説明が必要である
  * どちらがリモートホストでローカルホストかを図に書いておく

* GUI の説明について
  * CUI についても説明を加えるべきである

* X Window System の特徴について
  * 正確には以下の通りではないだろうか
    * X プロトコルの特徴
      * ネットワーク透過
      * ハードウェアや OS に依存しない
      * サーバ / クライアントモデルに基づいている
  * デスクトップ環境と X Window System を関連づけるため, widget についても触れてはどうか
    * 結構ヘビーな内容
      * 扱う場合は要注意
* 一般的なサーバ / クライアントモデルと, X における サーバ / クライアントモデルを比較するページを作ったほうがよい
  * サーバの下に複数のクライアントが付いているような図を見せれば, 共通点を理解しやすいのではないか


== 実習 10

* 実習の概要と進め方について, 書き足してはどうか
  * サーバ側とクライアント側が入れ替わるタイミングについて書き足す
    * 一番最初のところで, 各項目ごとに入れ替わって行うことを書いておく

* 隣の計算機と連携して行う実習について
  * 自分の情報か相手方の情報かのどちらを入力しているかわかりづらい箇所があった
    * 「より厳しいアクセス制限」
      *「 サーバで表示された 174bakcfd407df4fa7cc5f4457c11147 (暗号化された文字列) をクライアント側に設定します. (当然資料のこの文字をそのまま設定しても無駄です).」の一文をクライアント側の説明の下に置く
      * サーバ側の文字列を打ち込むという表記をクライアント側の作業手順に加える
        * 丁寧すぎ?
        * そこまでする必要はないかもしれない

* "ssh -X" でサーバにログイン, X 転送をおこなっても, 画面がローカルに飛んでこない
  * 実習資料に沿って行うと環境変数が元に戻っていないので, 失敗する可能性がある
    * 元に戻す一文を加える
    * 別のターミナルを上げる?

* 「X server の設定を元に戻す」のところで "exit" は必要ない

* xlogo というパッケージは存在しない
  * 代わるパッケージとして, x11-apps がある


= 数値計算実習 その1 : 07/02

== レクチャー 11

* 参考資料として wikipedia はあまりよくないのではないか
  * 書籍や論文などを参照したほうがいいだろう

* 少し短かった
  * 話自体はきれいにまとまっている
    * イントロの部分の話を少しふくらませてはどうか
      * 他の数値計算の例の紹介( N 体シミュレーションなど)もできたらいい

* 精度の比較の話をだしてはどうか
  * オイラー法の時間ステップを半分にしたものと, 改良オイラー法との比較
    * 精度の違いを解析的に示す

== 実習 11

* 分量を増やしたほうがいいだろうか
  * もう少し難易度をあげてもいいのではないか
    * プログラムの穴埋めを増やしてはどうか
      * ルンゲクッタのプログラムも穴埋めを作るとか
    * 差分方程式の右辺だけでなく左辺から考えてもらう
  * 解析解との誤差の検討をしてはどうか
    * とあるステップの計算結果と解析解の差を, 時間刻みについてと, ステップ数について比較する
    * レクチャーでも話しておくといい

= 数値計算実習 その2 : 07/09

== レクチャー 12

* 早口だった.

== 実習 12

* 計算が早く終わってしまう場合がある.
  * 原因不明. 調査中.
    * xp(3) = 1.1 , factor = 16, 64
* gnuplot で絵を描くとき, コマンドを 1 回 1 回手で打つのではなく, 専用のスクリプトを作ってはどうか.
* 変数の説明をするコメント文があったほうが良い.

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