[Memo2020][ITPASS]パスの設定
各シェルの設定
sh, bash
再構築中にパスを今後追加する場合に備えて, 下の記述を確認した.
パスを追加する際には, /etc/bash.bashrc の冒頭に以下の記述を追記する.
# add PATH for local installed softwares PATH="${PATH}:<一般ユーザ用コマンドのパス>" # add PATH for local installed softwares (for root) if [ "`id -u`" -eq 0 ]; then PATH="${PATH}:<システム管理用コマンドのパス>" fi export PATH
csh,tcsh
csh が入っていないことがあるのでインストールしておく.
# apt install csh tcsh
実際にはインストールされていた.
再構築中にパスを今後追加する場合に備えて, 下の記述を確認した.
パスを追加する際には, /etc/csh.cshrc の冒頭に以下の記述を追記する.
# add PATH for local installed softwares set path = ($path /usr/local/bin /usr/bin /bin <一般ユーザ用コマンドのパス>) # add PATH for local installed softwares (for root) if ( "`id -u`" == 0 ) then set path = ($path /usr/local/sbin /usr/sbin /sbin <システム管理用コマンドのパス>) endif
zsh
zsh が入っていないことがあるのでインストールしておく.
# apt install zsh
実際にはインストールされていた.
再構築中にパスを今後追加する場合に備えて, 下の記述を確認した.
パスを追加する際には, /etc/zsh/zshenv の末尾に以下のように追記する.
# add PATH for local installed softwares export PATH="$PATH:<一般ユーザ用コマンドのパス>" # add PATH for local installed softwares (for root) if [ "`id -u`" -eq 0 ]; then export PATH="$PATH:<システム管理用コマンドのパス>" fi # delete duplicated path setting typeset -U path
man 関連のパスの設定
再構築中にパスを今後追加する場合に備えて, 下の記述を確認した.
man に関連するパスの設定は /etc/manpath.config にて行う. 設定する環境変数としては,
- MANDATORY_MANPATH
- MANPATH_MAP
- MANDB_MAP
があり, 以下のように設定値を記述する (manpath.config ファイルの冒頭部参照).
MANDATORY_MANPATH manpath_element MANPATH_MAP path_element manpath_element MANDB_MAP global_manpath [relative_catpath]
例えば, Apache2 に関する man 形式のマニュアルが以下のように配置されて いたとする.
$ tree /usr/local/apache2/man/ /usr/local/apache2/man/ |-- man1/ | |-- dbmmanage.1 | |-- htdbm.1 | |-- htdigest.1 | `-- htpasswd.1 `-- man8/ |-- ab.8 |-- apachectl.8 |-- apxs.8 |-- htcacheclean.8 |-- httpd.8 |-- logresolve.8 |-- rotatelogs.8 `-- suexec.8
この場合, それぞれの環境変数に関して, 以下のような記述を /etc/manpath.config に記述すると良い.
MANDATORY_MANPATH /usr/local/apache2/man MANPATH_MAP /usr/local/apache2/bin /usr/local/apache2/man MANDB_MAP /usr/local/apache2/man /usr/local/apache2/man
Keyword(s):
References:[[ITPASS2020]2020年度サーバ構築ログ]