[ITPASS2015]システムログメールの設定

概要

以下では, ITPASS サーバのディスクの使用状況やアクセス情報などについて, 定期レポートをメールで送信するよう設定する.

基本的な方針は以下の通り.

  • cron によって, レポートを送るコマンドを定期的に実行させる
  • メールの宛先は ITPASS サーバ管理グループ (itpadmin) 全体

システムログメールの設定

自作スクリプト用 cron ディレクトリ作成

自作の cron 用スクリプト置き場として, /etc/cron.local を作成する.

# mkdir /etc/cron.local
# mkdir /etc/cron.local/hourly
# mkdir /etc/cron.local/daily
# mkdir /etc/cron.local/weekly
# mkdir /etc/cron.local/monthly

自作スクリプトの設置

定期報告用のスクリプトには自作した以下のものを用いる. それぞれファイルと設置先は以下のとおりである. なお, この番号は必要に応じて適宜変更すること.

各ファイルに実行権限を与えた.

crontab の編集

/etc/crontab に以下の 3 行を追加する. ただし "_at_" は "@" に読み替えること. crontab の編集については [TEBIKI]cron の設定 を参照すること.

25 6    * * *   root    cd / && run-parts --report /etc/cron.local/daily   |mail -s "`hostname -f` daily run outputs" itpadmin_at_itpass.scitec.kobe-u.ac.jp
47 6    * * 7   root    cd / && run-parts --report /etc/cron.local/weekly  |mail -s "`hostname -f` weekly run outputs" itpadmin_at_itpass.scitec.kobe-u.ac.jp
#52 6   1 * *   root    cd / && run-parts --report /etc/cron.local/monthly |mail -s "`hostname -f` monthly run outputs" itpadmin_at_itpass.scitec.kobe-u.ac.jp

動作テスト

上記設定が実行される日次を今から数分後の時刻に設定してみて, 実際にメールが来るか確認する.

テストが終わったら元の時刻に戻しておくこと.