ITPASS 実習レポート 1

大西貴也

担当情報実験機:joho08

問 1

スクリプトの URL

/scripts/quiz1-1.rb.txt
/scripts/quiz1-2.rb.txt

スクリプトの使い方の解説

上記のスクリプトと,下記のデータファイルを

$ wget[ファイルリンク]

を実行し,ダウンロードしてください.
その後, スクリプトファイルの拡張子を.rbに変更し、それぞれが存在するディレクトリ内で

$ ruby [.rbのスクリプト]

を実行することで, 複数のpngファイルが作成されます.

$ convert -delay 100 -loop 0 dcl_*.png movie.gif

で動画ファイルに変換することができ, 作成された動画ファイルは,
$ eog movie.gif
で見ることができます.

描画に使用するデータファイルへのリンク

slp.2019.nc[海面気圧](ftp://ftp.cdc.noaa.gov/Datasets/ncep.reanalysis/surface/slp.2019.nc)
uwnd.10m.gauss.2019.nc[東西風](ftp://ftp.cdc.noaa.gov/Datasets/ncep.reanalysis/surface_gauss/uwnd.10m.gauss.2019.nc)
vwnd.10m.gauss.2019.nc[南北風](ftp://ftp.cdc.noaa.gov/Datasets/ncep.reanalysis/surface_gauss/vwnd.10m.gauss.2019.nc)

作成した図 (動画ファイル) へのリンク

/results/result1-1.gif

図から読み取れること

作成したgifは, 2019年9月1日から15日までの日本周辺においての6時間ごとの海面気圧と地上風の分布を描画した一連の静止画です.
まず, 海面気圧と地上風は密接に関係していることが分かりました.
しかし, 9月9日に関東地域に接近した台風15号は,/results/result1-1.gifでは読み取ることができませんでした.
そこで, トーンの最大・最小の値や範囲, 等値線の間隔を変更した/results/result1-2.gif(スクリプト:/scripts/quiz1-2.rb.txt)で, 台風15号の輪郭を確認することができました.
9月2日の時点で経度165度緯度15度付近に発生していたことが分かります.
また台風の中心気圧は, 900〜1000hPaほどと読み取ることができ, 東京管区気象台の観測値と一致していることも分かりました.

参考資料

・「東京管区気象台, 令和元年 台風第15号に関する気象速報」台風15号について概要を知るために読みました.
・「地球流体電脳倶楽部 GPhys, GGraphチュートリアル」コマンドを調べるときに参考にしました.

共同作業した人の名前

なし

工夫したこと, 感想

・カラーバーのデフォルトは右側ですが, 地上風の表示とかぶるので「'left'=>true」を使って左側に動かしました.
・「GGraph.set_axes('xlabelint'=>10)」は, 5に設定したかったがスケールによっては経度は10以下にするとラベルが文字化けするようでした.
・経度135度緯度45度の太い線の消し方やgmtのようなカラーバーの数値での動かし方が分からず終いとなりました.

問 2

スクリプトの URL

/scripts/quiz2-1.rb.txt[大気気温]
/scripts/quiz2-2.rb.txt[相対湿度]

(修正版)
/scripts/quiz2-1_revised.rb.txt[大気気温]
/scripts/quiz2-2_revised.rb.txt[相対湿度]

スクリプトの使い方の解説

上記のスクリプト(.txtを除いて.rbの拡張子にしてください)と, 下記のデータファイルを

$ wget[ファイルリンク]

でダウンロードしてください。
その後, それぞれが存在するディレクトリ内で

$ ruby [.rbのスクリプト]

を実行するとpdfファイルのdcl.pdfとして保存されます.
作成された画像ファイルは

$ evince dcl.pdf

を実行することで見ることができます.

描画に使用するデータファイルへのリンク

air.1990.nc[大気気温](ftp://ftp2.psl.noaa.gov/Datasets/ncep.reanalysis/pressure/air.1990.nc)
rhum.1990.nc[相対湿度](ftp://ftp2.psl.noaa.gov/Datasets/ncep.reanalysis/pressure/rhum.1990.nc)

作成した図 (動画ファイル) へのリンク

/results/result2-1.gif[大気気温]
/results/result2-2.gif[相対湿度]

(修正版)
/results/result2-1_revised.pdf[大気気温]
/results/result2-2_revised.pdf[相対湿度]

作成した図の説明

先日2020年10月28日は, 両親の30回目の結婚記念日でした.
そこで, 1990年10月28日の兵庫県を中心とする地表 (1000hPa) の大気気温と相対湿度の時間変化を描写して, 結婚式当日の天気を描写から読み取ることにします. 修正版では座標軸を固定し, 横軸を時間, 縦軸を気温としてプロットしました.

図から読み取れること

気温は15℃から20℃ほどで, 10月にしてはすこし肌寒い気温です.
相対湿度は, 低めであったため雨が降っていないと予想しました.
これらは, 気象庁の観測データや両親から聞いた話とも一致しました.

参考資料

・「地球流体電脳倶楽部 GPhys, GGraphチュートリアル」コマンドを調べるときに参考にしました。
・「気象庁,過去の気象データ検索」1990年10月28日の天気を確かめるときに参考にしました。

共同作業した人の名前

なし

工夫したこと, 感想

本課題の内容と外れますが, macOSでX転送がうまく行かず「cannot open display」と警告が出て,図が表示されない症状に悩まされていたのでログを書き留めておきます.
自分のローカル環境の「/etc/ssh/sshd_config」の「X11Forwarding no」をyesに変更し, 「~/.ssh/config」に「XAuthLocation /opt/X11/bin/xauth」を書き足す必要があります.
これでも一定時間経つとエラーが出るので, 定期的にローカル環境側・リモート環境側共に「export DISPLAY=:0.0」を実行してあげる必要があるようです.
参考資料
・「XQuartzでX転送がうまくいかなかったので調べた
・「virt-manager起動時にGtk-WARNING **: cannot open display と警告が出た場合の対処法