DCPAM 傾圧不安定実験 4-2 水蒸気分布依存性実験 : 凝結の実装

凝結の実装

方針

  • プログラムを変更して凝結過程を実装.
  • 凝結過程は

    src/main/dcpam_main.f90

    を変更して実装すると良い.

準備

dcpam_main.f90 にパッチを当てて, 変更箇所をわかりやすくする.

以下のようにする.

$ cd src/main
$ wget http://epa.scitec.kobe-u.ac.jp/~yot/tmp/DCPAM_p2004/patches/dcpam_main.f90.patch
$ patch -u dcpam_main.f90 < dcpam_main.f90.patch

dcpam_main.f90.patch がパッチファイル.

これによって変更された dcpam_main.f90 の 2946-3025 行目が 水蒸気分布を与えるサブルーチン. この中の 3011-3017 行目あたり

do k = 1, kmax
   do j = 1, jmax
      do i = 0, imax-1
         !
      end do
   end do
end do

を書き換えることで凝結を計算する.

設定ファイルの変更

設定ファイル (*.conf) の形式は Fortran の namelist 形式である. "&XXX" から "/" までが一つのまとまり.

dcpam_p04_T*.conf の変更

  • 以下をファイルの最後に追記

    &gtool_historyauto_nml
        Name = 'Precip',
        TimeAverage = .true.
    /

凝結を考慮した実験

上記の方法で設定を変更して実行する.