DCPAM 傾圧不安定実験 2 解像度依存性実験
前置き
解像度の表記方法
DCPAM は水平方向を球面調和関数を基底関数とするスペクトル変換法で 離散化し, 鉛直方向を差分方法で離散化している. このようなモデルでは, モデルの解像度を TXXLYY と表記する. XX は水平変化を表すために用いる球面調和関数の最大全波数であり, YY は鉛直層数である. また, T は三角形切断 (Triangular truncation) の頭文字である. L は層 (Layer) の頭文字だろう.
なお, 経度方向, 緯度方向の格子点数をそれぞれ IM, JM とすると, XX = (IM-1)/3 となる. また, JM = IM/2 である.
実験の方法
解像度ごとに実験ディレクトリを作り, 設定ファイルを用意して実験を行う. 各ディレクトリごとに
- init_data_p04_*.conf : 大気初期値作成用設定ファイル
- dcpam_p04_*.conf : DCPAM 実験用設定ファイル
である.
解像度が高いほど計算に要する時間が長くなることに注意すること.
解像度 T42L20
設定ファイルは
http://www.gfd-dennou.org/library/dcpam/sample/2015-08-04_yot/P2004/T042L20/
の *.conf ファイルである. これらをダウンロードして実験する.
解像度 T85L20
設定ファイルは
http://www.gfd-dennou.org/library/dcpam/sample/2015-08-04_yot/P2004/T085L20/
の *.conf ファイルである. これらをダウンロードして実験する.
解像度 T170L20
設定ファイルは
http://www.gfd-dennou.org/library/dcpam/sample/2015-08-04_yot/P2004/T170L20/
の *.conf ファイルである. これらをダウンロードして実験する.
解像度 T341L20
設定ファイルは
http://www.gfd-dennou.org/library/dcpam/sample/2015-08-04_yot/P2004/T341L20/
の *.conf ファイルである. これらをダウンロードして実験する.