スペクトル解析実習

気象台の観測データを使ってスペクトルを計算してみる.

データファイル

2020 年の毎時の気圧 : [稚内], [札幌], [神戸], [岡山], [石垣島].

データファイルは, wget では下のようにダウンロードできます.

$ wget <URL>
  • ファイルフォーマット

    1 列 : 年
    2 列 : 月
    3 列 : 日
    4 列 : 時
    5 列 : 分
    6 列 : 秒
    7 列 : 現地気圧 (hPa)
    8 列 : 品質情報
    9 列 : 均質番号

このデータは気象庁のウェブページから取得しました.

データの読み込み

上記ファイルをプログラムで読みましょう.

まず, 年月日時分秒を読むための変数を定義します.

integer :: Year, Mon, Day, Hour, Min, Sec

その上で, 下のようにすればファイルから NData 個のデータを読むことができるでしょう. (下は神戸のデータを読む場合.)

open( 50, file='data_Kobe_ps.txt', status='unknown' )
do j = 0, NData-1
  read( 50, * ) Year, Mon, Day, Hour, Min, Sec, x_Y(j)
end do
close( 50 )

メモ

  • NData は...
  • 領域が有限であることには配慮しないと... .

コンパイルと実行

コンパイルして実行してみましょう.

結果の確認

どのようなスペクトルが計算されたか確認してみましょう.

温度, 風速

お好みであればどうぞ.

  • 2020 年の毎時の温度 : [稚内], [札幌], [神戸], [岡山], [石垣島].
    • 温度のファイルフォーマットは気圧と同じ
  • 2020 年の毎時の風速 : [稚内], [札幌], [神戸], [岡山], [石垣島].
    • 風速のファイルフォーマットは以下

      1  列 : 年
      2  列 : 月
      3  列 : 日
      4  列 : 時
      5  列 : 分
      6  列 : 秒
      7  列 : 風速
      8  列 : 品質情報
      9  列 : 風向
      10 列 : 品質情報
      11 列 : 均質番号