[Memo2017][ITPASS]debianパッケージの引き継ぎ

古いマシンでのインストールパッケージリスト作成

old に install されている debian パッケージの一覧を取得する.

[old] $ dpkg --get-selections > old_list.txt

リストを新しいマシンへ転送

リストを old から new へ転送した.

リストを元にインストール

new において, old で導入されているパッケージに対して 「install」を設定する.

[new] $ sudo -s
[new] # dpkg --set-selections < new_list.txt

実際にインストールする. この際,

dpkg: 警告: package not in status nor available database at line xx: (パッケージ名)

という警告が大量に出た.

そこで, [Memo2014][ITPASS]debianパッケージの引き継ぎを参考にし,

# apt-get install dselect

を実行, dselect コマンドをインストールした. 次に,

# dselect update

を実行し, パッケージ情報を更新した. その後, 再起動し, 再度

[new] # dpkg --set-selections < old_list.txt

を実行した. マニュアルでは, 警告の数が 3 つになったとあるが, 今回は 相変わらず大量の警告が表示された.

ここでは, このままインストールした.

[new] # apt-get dselect-upgrade

gnome の再インストール (必要に応じ)

パッケージの引き継ぎを行うとき,

[new] # apt-get dselect-upgrade

を行うと, gnome 関連のパッケージが削除されることがある, とのことなので, 念の為に

# apt-get install gnome

を行った. 実際にインストールされた. この後, 再起動した.

GNOME をデフォルトで立ち上げない

ディスプレイマネージャの設定を変更することで, 起動時に テキスト ログインできるようにした.

まず /etc/X11/default-display-manager を編集した.

# vi /etc/X11/default-display-manager

ファイル中の下の行

/usr/sbin/gdm3

を下のようにコメントアウト (行頭に # を挿入する) した.

#/usr/sbin/gdm3

さらに, ディスプレイマネージャの起動設定を変更した.

# cd /lib/systemd/system
# mv gdm.service gdm.service.bk

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Last modified:2017/10/20 23:55:34
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