[Memo2016][ITPASS]sudo の設定(マニュアル)

概要

構築者全員が root パスワードを知っているのはセキュリティ上危険である. そこで sudo の設定を行い, 特定のユーザが自分のパスワードで root 権限を行使できるようにする.

構築作業用の管理者ユーザの追加

ユーザの追加については, [ITPASS2015]構築作業用アカウント を参考にして行うこと.

/etc/sudoers の編集

root でログインし, 以下のコマンドを入力する.

# apt-get install vim 
# export EDITOR=vim
# apt-get install sudo
# visudo

環境変数 EDITOR に指定されたエディタ (vim) が立ち上がる.

文末に以下を追加した. 以下, ユーザー名 hoge の場合,

hoge ALL=(ALL) ALL

アカウント登録しているユーザーを追加後, 保存する.

root になれるかの確認

root 権限を持てるようになった一般ユーザでログインし, 以下を入力する.

$ sudo -s

このあとに一般ユーザアカウントのログインパスワードを入力し, root になりかわることができる.

[ITPASSサーバ構築・運用ドキュメント へ戻る]

Last modified:2016/12/16 11:35:39
Keyword(s):
References:[[ITPASS2016]2016年度サーバ構築ログ]