[Memo2016][ITPASS]OS のインストール

シャットダウン

shutdown -h now

を実行し, 電源を切った.

インストールディスクの起動

joho07 の Debian GNU/Linux 8.5.0 (jessie) のインストールディスクを使用した. 電源を入れ, インストールディスクを挿入した. "Installer boot menu" が表示されたので,

Graphical Install

を選択した.

Select language

インストール時に使用する言語を問われたので,

Japanese

を選択した.

場所の選択

場所を問われたので,

日本

を選択した.

キーボード配置の選択

キーボード配置を問われたので,

日本語

を選択した.

ネットワークの設定

ネットワークハードウェアの検出

リムーバブルメディアから読み込むかと問われたので,

いいえ

を選択した.

ネットワークインターフェイス

使用するネットワークインターフェイスを問われたので,

eth1: Intel Corporation 82541PI Gigabit Ethernet Controller

を選択した.

その後, 自動で DHCP によるネットワーク設定が始まった. ITPASS のネットワークは DHCP を提供しないので, 失敗した.

ネットワークの設定方法

ネットワークの設定方法を問われたので,

ネットワークを手動で設定

を選択した.

IP アドレス

IP アドレスを問われたので, ITPASS サーバ本体のテプラに書いてある IP アドレスを見て,

(tako) 133.30.109.21

を入力した.

ネットマスク

ネットマスクを問われたので,

255.255.255.0

を入力した.

ゲートウェイ

ゲートウェイを問われたので,

133.30.109.254

を入力した.

ネームサーバアドレス

ネームサーバアドレスを問われたので,

133.30.14.2 133.30.14.3 133.30.8.2

を入力した.

ホスト名

ホスト名を問われたので, ITPASS サーバ本体のテプラに書いてあるホスト名

tako-itpass

を入力した.

ドメイン名

ドメイン名を問われたので,

scitec.kobe-u.ac.jp

を入力した.

ユーザーとパスワードのセットアップ

root パスワードの設定

root のパスワードを問われた, 適切なパスワードを入力した.

root パスワードの管理者は OS をインストールしている者とした.

  • 2016 年度 ika : 櫻本

ユーザーアカウントの設定

あとで消去することを前提に, "test" というアカウント名のテストユーザーを作成した.

新しいユーザーの本名 "test"
アカウントのユーザー名 "test"
パスワードは任意とした (ただし, クラックされない程度の強度のもの)

パーティショニング設定

パーティショニングの方法

ディスクのパーティショニングで

手動

を選択した.

ディスクのパーティショニング方法を問われた.

まず, 以前に設定されていたパーティションを削除した. その後

SCSI7 (0,1,0) (sda) - 2.0 TB ATA Hitachi HDS72302

を選択した.

新しい空のパーティションテーブルを作成するか問われた.

はい

を選択した.

SCSI8 (0,1,0) (sdb) - 1.0 TB ATA Hitachi HDT72101

についても同様の操作を行った.

パーティションニングするディスクの選択

以下のように表示され, パーティショニングするディスクを問われた.

SCSI7 (0,1,0) (sda) - 2.0 TB ATA Hitachi HDS72302
       基/論  2.0 TB     空き領域
SCSI8 (0,1,0) (sdb) - 1.0 TB ATA Hitachi HDT72101
       基/論  2.0 TB     空き領域

「空き領域」の行を選択した.

ディスクのパーティショニング

両方のディスクに対し, 手動でパーティションを切った.

まず, メインディスク.

  • 空き領域の利用方法
    • 「新しいパーティションの作成」を選択した.
  • 新しいパーティションのサイズ
    • 下記を確認したうえで「60 GB」と入力した.
      • kernel panic によってメモリとスワップの内容が ルートパーティションに出力されても溢れないよう, システム, メモリ, スワップのサイズより十分大きくした.
  • 新しいパーティションのタイプ
    • 「基本パーティション」を選択した.
  • 新しいパーティションの場所
    • 「先頭」を選択した.
  • パーティション設定
    • 以下のように変更した.
      • マウントポイント: / (2 つめのディスクは「マウントしない」とした)
      • 起動フラグ: オン (2 つめのディスクは「オフ」とした)
    • 「戻る」を選択した.
  • 上と同じ操作を繰り返した.
    • スワップ
      • サイズ: 「32 GB」
        • メモリが 16 GB のため, スワップはその倍のサイズとした.
      • タイプ: 論理
      • 場所: 先頭
      • 設定
        • 利用方法: 「スワップ領域」
      • 「戻る」
    • /home
      • サイズ: 「1.9 TB」 (残り全部)
      • タイプ: 論理
      • 設定
        • マウントポイント: /home (2 つめのディスクは「マウントしない」とした)
      • 「戻る」

次に, 予備ディスク.

  • 空き領域の利用方法
    • 「新しいパーティションの作成」を選択した.
  • 新しいパーティションのサイズ
    • 下記を確認したうえで「60 GB」と入力した.
      • kernel panic によってメモリとスワップの内容が ルートパーティションに出力されても溢れないよう, システム, メモリ, スワップのサイズより十分大きくした.
  • 新しいパーティションのタイプ
    • 「基本パーティション」を選択した.
  • 新しいパーティションの場所
    • 「先頭」を選択した.
  • パーティション設定
    • 以下のように変更した.
      • マウントポイント: なし
      • 起動フラグ: オフ
    • 「戻る」を選択した.
  • 上と同じ操作を繰り返した.
    • スワップ
      • サイズ: 「32 GB」
        • メモリが 16 GB のため, スワップはその倍のサイズとした.
      • タイプ: 論理
      • 場所: 先頭
      • 設定
        • 利用方法: 「スワップ領域」
      • 「戻る」
    • /home
      • サイズ: 「908.2 GB」 (残り全部)
      • タイプ: 論理
      • 設定
        • マウントポイント: なし
      • 「戻る」

最終的に以下のように表示された.

SCSI7 (0,1,0) (sda) - 2.0 TB ATA Hitachi HDS72302
       1. 基本    60.0 GB B f ext4      /
       5. 論理    32.0 GB   f スワップ  スワップ
       6. 論理    1.9 TB    f ext4      /home
SCSI8(0,1,0) (sdb) - 1.0 TB ATA Hitachi HDT72101
       1. 基本    60.0 GB   f ext4      (なし)
       5. 論理    32.0 GB   f スワップ  スワップ
       6. 論理    908.2 GB  f ext4      (なし)

そして,

パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み

を選択した. なお, 2 つ目のディスクに関して, 「マウントされないがかまわないか」 といった注意のメッセージが表示されたが,

いいえ

を選択した.

ディスクへの変更の書き込み

ディスクに変更を書き込むか問われたので,

はい

を選択した.

パーティション設定とフォーマットが行われるのでしばらく待った.

ベースシステムのインストール

ベースシステムのインストールをしばらく待った.

パッケージマネージャーの設定

Debian アーカイブミラーの国

ミラーの国を問われたので,

日本

を選択した.

Debian アーカイブミラー

利用するミラーを問われたので,

ftp.jp.debian.org

を選択した.

HTTP プロキシの情報

使用する HTTP プロシキを問われたが, 使用しないので入力欄は空のままにした.

続ける

を選択した.

Debian パッケージ利用調査

Debian パッケージ利用調査に参加するか問われたが,

いいえ

を選択した.

ソフトウェアの選択とインストール

インストールするソフトウェアを問われたが, デフォルトでは

  • Debian デスクトップ環境
  • 標準システムユーティリティ

を選択した. そして,

続ける

を選択した.

ソフトウェアの選択とインストールの項目に失敗した.

再度ソフトウェアの選択とインストールを行うと, 正しくインストールされた.

ハードディスクへの GRUB ブートローダーのインストール

マスターブートレコーダに GRUB をインストールするか問われたので,

はい

を選択した.

/dev/sda (ata-Hitachi_HDS723020BLA642_MN1220F302KVKD)

を選択した.

インストール完了

インストールが完了した後, CD を取り出し

続ける

を選択した.

自動的に再起動が行われた.

Last modified:2016/10/18 16:49:33
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References:[[ITPASS2016]2016年度サーバ構築ログ] [[Memo2016][ITPASS]bindのインストールと設定]