[ITPASS2015]サーバ交換作業 (ika)

当日作業

概要

大まかな作業内容は以下の通りである.

  • 前半 (root パスワード保持者が中心になって行う)
    • プロセスやサービスの停止
    • 一時的に root ログインを許可して, 必要なファイルを転送
  • 後半 (全員で行う)
    • ホスト名・IP アドレスの交換後, ネットワーク再起動
    • 各種サービスの設定変更後, OS 再起動
    • サービスなどの動作確認

特に記述がない限り, ひとつの phase 内の全作業が 完了してから次の phase に進むようにすること. また同一 phase 内に複数項目 (Hiki ソースでの "===" の項目) がある場合は複数人で同時に行ってもよい.

phase 0 (準備)

  • サーバ交換中は Hiki 上のマニュアルを参照できなくなるため, 作業者は予めサーバ交換マニュアルを手元に保存しておく.
    • サーバ交換マニュアルから引用されているページについても忘れないように.
    • Hiki ページの印刷は推奨されない. 長いコマンドなどが切れてしまうため.

phase 1 (入替え開始)

ここでは並行できる作業が少ないため. 一部の作業メンバーでスタートする. 作業メンバーには, tako, ika の root パスワードを 持っている人を含めるようにする (ika の root パスワード保持者は念のため).

ika のログインユーザの削除, プロセスの削除, サービスの停止

[ITPASS2015]サーバ再起動手順 を参考に, ika のログインユーザの削除, プロセスの削除, サービスの停止を行う. 機器のアンマウントや再起動まではしない.

ika の永続的なサービス停止

[ITPASS2015]サービスの開始・停止 を参考に, 以下のサービスを永続的に停止する

  • apache2
  • openbsd-inetd
  • bind

qmail, tcpserver については, 入れ替え後も システムログメールを送れるようにするため残しておく.

phase 2 (tako の root ログイン許可)

特に作業はない.

phase 3 (ika から tako へ各種設定ファイルをコピー)

ika から tako へ /home 領域を rsync

前回 rsync を行ってから変更があった分のために再度 rsync を行う. 前回 シェルスクリプトを作っているのならば, それを実行する.

% sudo -s -H
# cd /root
# ./rsync_ika2tako.sh

ika から tako へ各種設定ファイルをコピー

特に作業はない.

phase 4 (root ログイン禁止)

ika の root ログイン禁止

  • [ITPASS2015]root ログインの許可・禁止を参考に root ログインを禁止した状態になっているか確認する.
  • /root/.ssh/authorized_keys のファイル名を authorized_keys.bk に変更し, root ログインを完全に拒否するようにする.

tako の root ログイン禁止

特に作業はない.

phase 5 以降

特に作業はない.

Last modified:2015/12/07 09:36:21
Keyword(s):
References:[[ITPASS2015]2015年度サーバ構築ログ]