[Exp2025]GPhysスクリプト課題

提出について

  • 提出期限: ??/?? (??) 23:59
  • 修正期限: ??/?? (??) 17:00

レポートの作成方法

レポートの提出方法

ファイルを置く

ITPASS サーバ (ika-itpass) の ~/public_html/report01/ 以下に置いてください. 置き場所となるディレクトリは必要に応じて自分で作ってください.

各ファイルの置き方は以下のようにしてください.

今回のレポートはすべて BEEF+Venture を通じて提出してください.

~/public_html/report01/results/ 以下に置く.
ただし, どこからどうやって入手したかはレポート本文に明記しておきましょう.
  • スクリプトは ...
  • 結果として出力されたファイルは ...
  • 注意: 問題として配布するデータファイルは置かなくても結構です. ただし, どこからどうやって入手したかはレポート本文に明記しておきましょう.

例えば, ITPASS サーバ (ika-itpass) では, ~/public_html/report01/index.html に対応する URL は

内容を確認した後, 修正すべき点があればその旨を連絡します. 修正完了後, 再度メールで報告してください. こちらから, レポート提出完了のメールが送られた時点で レポートを提出したことになります.

必須課題

注意

再解析データはデータ容量が大きいことがあるので, スクリプトの作成と実行は必ず自分の担当する実験実習機で行ってください.

問題 1

  •  以下の 5 つの課題の中から一つ選んでください.
  • マッデン・ジュリアン振動 (MJO)
    • 描画する図
      • インド洋の西側から太平洋西側における赤道域の降水量の時系列分布を描画しましょう.
      • 降水量のピークはどのように移動するかを確認しましょう.
      • 赤道域の範囲を変化させるとどうなるでしょうか.
    • 現象の説明
      • マッデン・ジュリアン振動は, インド洋の西側から太平洋西側における赤道域の降水量が 30 -60 日でピークを交代する現象です. ラニーニャ・エルニーニョ現象, 成層圏準 2 年周期振動などに代表されるテレコネクションの一種です.
    • 使用データ
  • 2024 年 9 月の低気圧と前線による大雨
    • 描画する図
      • 2024 年 9 月 20 日から 2024 年 9 月 22 日にかけての 1 時間ごとの日本における南北風と気圧の画像を, 縦軸を緯度, 横軸を経度として作成しましょう. また, 南北風はカラートーン, 気圧はコンターで描画しましょう.
        • 気象庁が発表している天気図と描画した図の前線の位置を比較しましょう. また, 数枚の画像を並べて前線がどのように移動していくかを考察しましょう.
    • 現象の説明
      • 2024年 9 月 20 日から 9 月 22 日に東北から関西にかけての広い範囲で雷を伴った大雨が観測されました. 21 日には石川県で線状降水帯が観測され, 1 時間降水量や 3 時間降水量などが観測史上 1 位の値を更新しました. 総降水量は, 平年の 9 月の月降水量の 2 倍を上回った所があるなど, 北陸地方や東北地方の日本海側では記録的な大雨となりました.
    • 使用データファイルの候補
  • 2024 年台風 11 号の構造
  • 2018 年のラニーニャ現象とエルニーニョ現象
  • 2014 年 2 月上旬に発生した大雪について
    • 現象の説明
      • 2014 年 2 月 14 日前後に日本各地において歴史的な降雪が発生した. 特に南関東を含む太平洋側にも雪が降り, 多大な被害をもたらした. この大雪と時期を同じくして, イギリスでの大雨や, アメリカの寒波も発生しており, 当時は 30 年に 1 度の異常気象として報じられた.
      • 日本付近では 2 月上旬から, 上空ではとても強い寒波が流れ込んでいた.そのため, 降雪が生じるとされる目安である, 上空 1500m での気温が気温 -1 ~ -3 度を大きく下回り, 関東上空でも -6 度まで冷え込んでいた.
      • また太平洋側では急速に南岸低気圧が発達したことにより, 東日本を中心として広い範囲に大雪となった.
    • 描画する図
      • 以下から一つ以上選んで描画し考察してください.
        • 2014 年と気候値 (過去 30 年平均) の 2 月 14 日の 1000 hPa 面における気圧の図
        • 日本周辺の上空 1000 hPa 面における気圧の描画をしてください. 降雪が生じていたとされる日について, どのような気圧の特徴があるのかを考察してください.
      • 2014 年と気候値 (過去 30 年平均) の 2 月 14 日の 850 hPa 面における気温の図
        • 日本周辺の上空 850 hPa 面における気温の描画をしてください. 降雪が生じていたとされる日について, どのような気温の特徴があるのかを考察してください.
      • 2014 年と気候値 (過去 30 年平均) の 2 月 14 日の 500 hPa 面における, 気温の図
        • 日本周辺の上空 500 hPa 面における気温の描画をしてください. 降雪が生じていたとされる日について, どのような気温の特徴があるのかを考察してください.
    • 使用データ例
      • 適切に選択してください.
      • air
        • /Datasets/ncep.reanalysis/pressure/air.2014.nc
      • pres
        • /Datasets/ncep.reanalysis/surface/pres.sfc.2014.nc
      • long time mean air
        • /Datasets/ncep.reanalysis/Monthlies/pressure/air.day.ltm.1991-2020.nc
    • 参考資料
      • https://www.mri-jma.go.jp/Dep/typ/araki/snow/20150810Kato.pdf (2025 年 8 月 7 日閲覧)
レポートに書く内容

レポート内には以下を記述してください.

  • どの図を描画するスクリプトを作成したのか
  • スクリプトファイル quiz1.rb.txt へのリンク

    上記で作成した quiz1.rb を quiz1.rb.txt という名前に変更してください. ブラウザ上から読めるようにするためです.

  • スクリプトの解説

    スクリプト内の各行が何をしているのか, スクリプト内にコメント文として書く.

  • 描画に使用するデータファイルへのリンク

    リンク先はダウンロード元の URL を記してください.

  • スクリプトの使い方の解説

    これをもとに TA が実際にテストします.  実行する際のスクリプト, データの置き場を明示してください.

  • 作成した動画ファイル (result1.gif) へのリンク
  • 作成した図から読み取れること

    自分で作成した図から読み取れることを説明してください. 必要に応じて参考文献, 参考ウェブページを引用しても構いません. その際には下の「参考資料」の欄に記入してください.

  • 参考資料

    URL をベタ書きにするのではなく, そのページの作者やタイトル, および何を参考にしたのかも明記する.

  • 共同作業した人の名前
  • 工夫したこと, 感想など

問題 2

  • 興味のある現象を 1 つ選び, GPhys を用いて描画し, 考察してください.
    • 取り組む課題は課題 1 の中から選んでもかまいません.
レポートに書く内容

レポート内には以下を記述してください. ただしリンクを貼る際は相対パスで指定するようにしてください.

  • スクリプトファイル quiz2.rb.txt へのリンク

    上記で作成した quiz2.rb を quiz2.rb.txt という名前に変更してください. ブラウザ上から読めるようにするためです.

  • スクリプトの解説

    スクリプト内の各行が何をしているのか, スクリプト内にコメント文として書く.

  • 描画に使用するデータファイルへのリンク

    リンク先はダウンロード元の URL を記してください.

  • スクリプトの使い方の解説

    これをもとに TA が実際にテストします.  実行する際のスクリプト, データの置き場を明示してください.

  • 作成した図 (動画ファイル) (result2-1.png, result2-2.png, ... 等) へのリンク
  • 作成した図の説明

    自分で作成した図が何の図なのかを説明してください.

    図を説明するには, 「いつ」「どこ」「物理量」「平均方法 (瞬間値? 平均値?)」「図の軸」のような情報が必要です. 例えば, 下のような記述になるでしょう.

    • 2000 年 10 月 1 日 0 UT の 200 hPa 気圧面における東西風の瞬間値です.
    • 2000 年 10 月の 500 hPa 気圧面における温度の 1 カ月平均値です.
    • 2000 年の緯度 45°における海面更生気圧の経度分布の時間変化です.
  • 作成した図から読み取れること

    自分で作成した図から読み取れることを説明してください. 必要に応じて参考文献, 参考ウェブページを引用しても構いません. その際には下の「参考資料」の欄に記入してください.

  • 参考資料

    URL をベタ書きにするのではなく, そのページの作者やタイトル, および何を参考にしたのかも明記する.

  • 共同作業した人の名前
  • 工夫したこと, 感想など
作成する図の候補

作成する図はそれぞれの興味に従って選んで構いません. もし思いつくことがない人は下の項目を参考にするとよいでしょう.

  • 東西平均温度/東西風/比湿の緯度-圧力分布 (の季節変化の動画)
  • 神戸市 (に最も近い点) における地表 (1000 hPa における) 温度/気圧の時間変化
  • 神戸市 (に最も近い点) における温度/東西風/南北風の時間-圧力分布
  • YYYY 年 MM 月に発生した台風の温度/風速/比湿分布 (の動画)
Last modified:2025/08/28 11:45:04
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References:[[Exp2025]スケジュール表・各回資料]